メスイキ用にと思って選んだ作品で、まったく体が反応しなかったことがあります。評価も高くて、内容も自分の好みのはずなのに、入れても何も起きない。あとから見返して分かったのは、その作品が攻める側の目線で作られていたことでした。
アネロス歴10年の僕(メスイキさん)が、自分に効いた素材と、効かなかった素材の違いをそのまま書きます。ジャンルの話ではありません。見分け方の手順まで書くので、選ぶときに使ってください。
効く素材の条件は「される側に入れるか」だけ
僕の基準はひとつです。その素材を見て、自分がされる側に入り込めるかどうか。ジャンル名で選ぶより、これで選んだほうが外しません。
- される側・受け身の構図…責められる、導かれる、委ねる側に自分を置けるもの
- 主導権を相手に渡している場面…痛い系である必要はありません。委ねられるかどうかです
- 自分を重ねられるもの…眺める構図より、一人称で入り込めるほうが効きます
- 静かな素材…動画より静止画、静止画より音声のことがあります。刺激が少ないほど余白を自分で埋められます
必ずしも過激である必要はありません。僕の場合、行為そのものより「主導権を渡している空気」のほうが効きます。何も起きていない場面のほうが入り込めることもあります。
体のどこが反応するかは「メスイキできる性感帯一覧」に、力の抜き方は「メスイキのコツは副交感神経」にまとめています。

買う前に見分ける手順
「される側に入れるか」は抽象的なので、僕が実際にやっている見分け方を書きます。サンプルとタイトル周りだけで判断できます。
①サンプル動画の最初の30秒でカメラの位置を見る…カメラが攻める側の肩越しにあるか、受ける側の目線にあるか。ここでだいたい決まります。
②紹介文の主語を見る…「〜させる」「〜してあげる」が主語なら攻める側の作品です。「〜される」「〜されてしまう」なら受け身側。タイトルより紹介文のほうが正確です。
③受ける側の顔が映っている時間を見る…受ける側が映り続ける作品ほど、自分を重ねやすいです。
④音の量を見る…効果音や音楽が大きい作品は、僕には強すぎることが多いです。
この4つで外さなくなりました。逆に、レビューの評価は当てになりません。評価が高い作品ほど攻める側の視点で作られていることが多くて、僕には合いませんでした。
分かりやすい例を挙げます。同じ「M男もの」でも、紹介文が「〜が男を責め立てる」で始まる作品と、「〜されてしまう男の記録」で始まる作品では、カメラの位置がだいたい逆です。前者は攻める側に、後者は受ける側に付いています。
迷ったらサンプルを音を消して見てください。音を消しても受ける側の反応が伝わってくる作品は、映像が受け身側に寄っています。音がないと何も分からない作品は、演出で持たせているだけのことが多いです。
逆に、効きにくい素材
盛り上がりそうで、実際は遠ざかるものもあります。
- 攻める側・男性目線の激しい構図…受け身の状態に入れません
- 刺激の強い動画…刺激を上げた日ほど、僕は力が抜けにくかったです
- 次々に切り替えて見続ける…意識が画面の外へ向いて、内側の小さな変化を見逃します
- 射精を煽ってくる作品…射精欲のほうが立ち上がると、前立腺の波は拾えなくなります
僕がいちばんやりがちだった失敗が最後のもので、プレイ前にAVを見すぎて射精したくなってしまうパターンでした。
射精のほうの快感は分かりやすくて強いので、そちらが立ち上がると勝てません。前立腺の初期の反応は、コリっとする程度の小さなものです。大きい音が鳴っている場所で小さい音を聞き取ろうとするようなもので、先に大きいほうを鳴らしてしまうと、その日はもう拾えなくなります。

素材の種類別|動画・静止画・音声・文章の使い分け
同じ「される側」の素材でも、形式によって向いている場面が違います。僕の使い分けはこうです。
動画
情報量が多いぶん、頭を温めるのは速いです。ただ速すぎて、そのまま射精欲まで行ってしまいます。使うなら短く、前日までに。当日に長く見るのは僕には向きませんでした。
静止画
1枚を眺めているだけなので、自分のペースで想像を足せるのが利点です。動画のように話が進まないぶん、体のほうに意識を戻しやすいです。僕は動画より静止画のほうが結果がよかったです。
音声
目を閉じたまま使えるのが最大の利点です。画面を見なくていいので、体を感じている時間を削らずに済みます。手も塞がりません。プレイ中に使えるのは実質これだけです。
文章・漫画
読むあいだは頭を使うので、プレイ中には向きません。ただ、自分がどういうシチュに反応するかを探す段階では役に立ちます。気になった場面を覚えておいて、後から音声や静止画で探す、という使い方をしています。
まとめると、探す段階は文章や動画、当日は静止画か音声、プレイ中は音声だけ。当日に近づくほど情報量を減らしていくのが、僕のやり方です。
相手役のタイプで、入りやすさが変わる
「される側に入れるか」は構図の話ですが、相手役のタイプでも入りやすさが変わります。
- 痴女もの…主導権を渡す形が分かりやすいです。入口としてはいちばん素直だと思います
- 女装・男の娘もの…自分の体が変わっていく想像と地続きなので、僕には入りやすいです
- ニューハーフもの…される側の快感が画面に出やすく、感覚を想像しやすいです
- 複数人に囲まれるもの…委ねるというより緊張が出ることがあり、僕は落ち着きませんでした
もうひとつ、相手が「こちらを見ているか」も効きます。画面のこちら側に視線を向けてくる作品は、自分に向けられている感じが出るので入りやすいです。逆に、相手同士で完結している構図だと、僕は傍観者になってしまいます。
同じ痴女ものでも、相手が終始優しい作品と、追い詰めてくる作品では体感が違います。僕は優しいほうが力が抜けます。強い言葉で煽られると、そこで頭が働き始めてしまうんです。
ここは合う合わないが大きいので、自分がほっとするほうを選んでください。盛り上がるかどうかではなく、力が抜けるかどうかで判断すると外しません。
使い方|同じ日に使うなら導入だけ
効くからといって、直前に長く見るのはすすめません。使うなら条件を決めてください。
- 同じ日に使うなら、導入で軽く…頭が温まったらそこで止めて、目を閉じます
- 盛り上がりやすい素材は、前日までに見ておく…当日は使わないと決めてしまうほうが安全です
- 見続けない。画面を見ている時間は、体を感じていない時間です
素材はきっかけです。最後まで画面が主役だと、僕の場合は届きませんでした。

素材より効いた2つ|乳首と、静かな環境
乳首を同時に触る
頭を受け身にする方法として、僕がいちばん確実だと思っているのが乳首を同時に触ることです。素材選びより効きます。
乳首は自分で触っていても「されている感じ」が出やすい場所です。僕の場合は、乳首が反応してくると頭のほうが先に切り替わることが多く、そこから前立腺が追いついてきます。
僕にとっては、あったほうがいい、ではなく、無いと届きにくいものです。やり方は「乳首開発とは」に書きました。

スマホを手の届かない場所に置く
環境の話でいちばん効いたのがこれです。途中で見てしまうと、だいたいそこで終わります。邪魔が入らない時間を確保しておくことと、この2つだけで十分でした。
素材を探し続けている時間も、実は環境が整っていない状態です。「今日はこれ」と決めて、あとは閉じてしまうほうが早いと思います。
入り込めない原因は、素材ではなく罪悪感かもしれない
素材を変えても頭が切り替わらない、という人がいます。僕の場合、そこで効いたのは素材選びではなく、もっと手前のことでした。
自分の性癖と快感を、自分で受け入れることです。男なのに受け身でいいのか、こんなものに反応していいのか、と思いながらやっていると、どこかで体にブレーキがかかります。罪悪感を持ったままだと、脱力しきれないんです。
これは根性論ではなく、実際に僕がそうでした。受け入れられるようになってから、同じ素材でも入り方が変わりました。
分かりやすいサインがあります。プレイのあとに落ち込む人は、まだここが残っています。気持ちよかったはずなのに、終わった瞬間に「何をやっているんだろう」と思う。僕にもその時期がありました。この落ち込みが出ているうちは、プレイ中もどこかで自分を見張っているので、深いところまでは行けません。
僕がここを越えられたのは、続けているうちに慣れたからでした。特別なことをしたわけではなく、回数を重ねるうちに「これが自分だ」と思えるようになっただけです。今つまずいている人も、時間で解決する部分が大きいと思います。誰にも見られていない時間です。好きなものを好きだと思って構いません。
僕が実際に頭の中で浮かべているもの
素材の話をしてきましたが、実際のプレイ中に何を考えているかも書いておきます。回によって違うので、3つに分けます。
① 体が変わっていく想像
浮かべているときに多いのがこれです。誰かに何かをされている場面というより、自分の体そのものが変わっていくほうに寄っています。
これは10年やって出てきた感覚で、始めた頃にはありませんでした。ちなみに体つきが実際に変わったわけではありません。そのあたりの俗説は「男性の「メス化」とは」で分けて書いています。

② 音声や言葉に任せる
自分で組み立てるのをやめて、外から来る声に預けてしまう回もあります。僕の場合、催眠音声がこれにあたります。「委ねろ」「感じろ」と言われ続けていると、自分で考えなくてよくなるのがラクなんです。
自分で妄想を作ろうとすると、どうしても頭を使います。頭を使うと力が入ります。考えなくていい状態を外から作ってもらうほうが、僕には合っていました。聴き方は「催眠オナニーのやり方」に別記事があります。
催眠と聞くと身構える人がいますが、僕の受け止め方はもっと軽いです。眠らされるというより、考えごとを止めてもらうための道具、くらいの感覚です。途中で我に返ることも普通にあります。それでも問題ありません。向き不向きははっきり出るので、短いものをいくつか試して、駄目ならこだわらなくていいと思います。
③ 何も思い浮かべない回もある
最後に、これも書いておきます。まったく何も想像していない回があります。映像も物語も浮かべず、ただ体の内側で起きていることだけを追っている状態です。
頭の中で言葉が動いていない感じで、「気持ちいい」とも「まだかな」とも思っていません。腰の奥が重いとか、痺れが広がってきたとか、そういう変化をただ見ているだけの時間が続きます。終わってから時計を見て、こんなに経っていたのかと驚くことがよくあります。
だからうまく想像できなくても、そこで詰まらなくて平気です。素材や妄想は入口として役に立ちますが、最後まで握りしめている必要はありません。僕の場合は、呼吸だけ整えて待っていると反応が出てきます。
続けるうちに、見え方のほうが変わっていった
最初から「される側」に入り込めたわけではありません。10年のあいだに、見え方が変わっていきました。
- 作品を見るとき、攻める側ではなくされる側に感情移入するようになった
- 女性が長く深くイっている作品を見て、素直に羨ましいと感じるようになった
- 攻めるより委ねるほうが心地よくなった。SよりMっ気が出てきた感覚です
- 挿入したい欲が薄くなった
- 自分の体を「見られる対象」として意識するようになった
だから「される側の素材が効く」というより、続けているとされる側でしか反応しなくなっていく、と言ったほうが実感に近いです。最初は攻める系しか興味がなくても、それは変わっていきます。他の変化は「前立腺オナニーしている人の特徴17選」にまとめました。
自分に効く素材の見つけ方
人にすすめられたものが自分に効くとは限りません。僕がやっているのは、探すというより記録して振り返るやり方です。
終わったあとに、その日どうだったかを短く残しておくだけです。
- 何を使ったか(作品でも音声でも、無しでも)
- どのくらいで体が反応し始めたか
- 途中で意識がペニスに行ってしまったかどうか
- 今日は届かせようとしていたか…これを書いておくと、力みの有無が後から分かります
- その日の睡眠と体調
何回か続けると傾向が見えてきます。僕の場合は静かな素材のほうが強かったことと、睡眠不足の日は何を使っても駄目なことが、記録を見て初めてはっきりしました。体感だけだと、その日の印象に引っ張られて分からないんです。
書き方は本当に雑でかまいません。僕はスマホのメモに1〜2行です。「音声A、20分で反応、睡眠5時間、駄目」くらいの粒度で十分でした。きれいに書こうとすると続かないので、続く形を優先してください。
効いた素材が見つかったら、何が効いたのかを分解しておくと次に活かせます。視点なのか、声なのか、シチュエーションなのか。そこが分かると似た作品を探すのがラクです。逆に、効かなかったものを無理に効かせようとしなくていいです。数を当たったほうが早いです。
【体験談】見すぎて、その日が終わった話
いま思い出しても勿体なかったのが、素材で盛り上げすぎた日です。
その日は時間も体調も条件がよくて、準備もしっかりやりました。ただ、始める前に動画をだいぶ長く見てしまったんです。気分は最高潮でした。ところが入れてみると、意識がずっとペニスのほうに行ったまま戻ってこない。
前立腺のほうは小さくコリっと反応していたはずなのですが、そっちを拾う余裕がありませんでした。結局その日は射精して終わりました。気持ちよくはあるのですが、狙っていたものとはまったく違う場所に着地したという感じです。
それ以来、直前に見るのはやめました。盛り上がりと、届きやすさは別だと分かったのがこの日でした。※感じ方には個人差があります。
素材を使わずに入る|呼吸だけの手順
何も見ないで始めたい日のために、僕がやっている流れを書いておきます。
①湯船で温まる…体が冷えていると入口が固いままです。
②横向きで膝を軽く曲げる…腰の力が抜ける体勢にします。
③入れて、しばらく何もしない…僕は数十分そのまま放置します。
④10秒くらいかけて、ゆっくり吐く…吸うほうは意識しません。吐くだけ長くします。
⑤乳首を軽く触る…頭の切り替えはここで起きます。
僕はこの5つで、素材がなくても入れています。意識を向ける先は場所ではなく呼吸です。下腹やお尻に意識を集めることはしていません。呼吸だけに置いておくほうが、余計な力が入りませんでした。意識を集めるやり方との違いは「下腹部への意識誘導」で書き分けています。

やってはいけないこと
- 素材探しに時間をかけすぎない…探している時間は、力が入っている時間です
- 刺激をどんどん強くしない…慣れると戻れなくなります。弱いほうへ戻す日を作ってください
- 誰かと比べない…同じ素材で同じように感じる必要はありません
- 未成年に見える作品や、実在の人を無断で使った素材には手を出さないこと
※感じ方には個人差があります。
よくある質問(FAQ)
どんなジャンルを見ればいいですか?
ジャンルより視点で選んでください。M性感・痴女もの・メス堕ち系が入りやすいですが、同じジャンルでもカメラが攻める側に付いていると僕は反応しませんでした。
画像がないと感じられません
最初は画像があってかまいません。ただ、ずっと必要というわけでもありません。使わなくなる日が来ても、それは後退ではないです。
罪悪感があってうまく入れません
僕もそうでした。受け入れられるようになってから入り方が変わりました。誰にも見られていない時間なので、好きなものを好きだと思って構いません。
催眠音声は合いますか?
向き不向きがはっきり出ます。合わない人は本当に何も起きないので、短いものから試してください。
イヤホンで聴くべきですか?
僕はイヤホンです。外の音が入らないほうが、余計なことを考えずに済みます。音量は小さめのほうが入りやすかったです。
目を閉じたほうがいいですか?
僕は途中から閉じます。画面を見ている時間は体を感じていない時間なので、温まったら閉じるほうが早いです。
プレイのあとに落ち込みます
僕にもその時期がありました。自分の反応を否定しているうちは、プレイ中も力が抜けません。回数を重ねると慣れてきます。
素材を保存しておいたほうがいいですか?
効いたものだけ残しておくと後がラクです。ただ数が増えると探すのに時間がかかるので、その日に使うものは前もって決めておくのがおすすめです。
下腹に意識を集めたほうがいいと聞きました
そういうやり方もありますが、僕はやっていません。意識は呼吸だけに置いています。
まとめ
整理すると、こうなります。
- 効く素材=される側に入り込めるもの。ジャンルではなくカメラの位置と紹介文の主語で選ぶ
- 効きにくい素材=攻める側の構図、刺激の強い動画、切り替えて見続けること
- 使い方=同じ日に使うなら導入だけ。盛り上がる素材は前日までに
- 素材より効いたのは、乳首との同時と、スマホを遠ざけること
- 入り込めないときは、素材ではなく罪悪感のほうを疑う
届いているあいだの頭の中は、言葉にするなら宇宙のような、深海のような、甘い快感の中です。そこまで来ると素材のことは忘れています。
探すのは入口までで十分です。基礎は「メスイキの始め方」から。

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